【覇穹封神演義】第5話の登場人物の宝貝について小説との比較

覇穹封神演義の第5話に登場するキャラクターについて実際の小説との比較を簡単にまとめていきたいと思います。全ての人物についてまとめるわけではなく、宝貝を使用したand活躍が目立ったキャラクターのみをまとめていきたいと思います。

※人物と宝貝の評価は個人の考えに基づいて作成したものなので参考までです。

聞仲

戦闘力:10/10 知恵:10/10

聞仲は殷軍において最強の武将であり、封神演義の前半において太公望の最大のライバルとなった人物です。

聞仲の父は、紂王の父である帝乙の代から仕えた国家の重鎮であり、その遺命を受けて紂王の補佐役を命じられていました。聞仲の異名となっている太師というのは、商の官命で、臣下の中で最高官を意味しています。

さらに聞仲は、紂王が幼少期の頃からの学問と武術の師匠でもありました、そのため、妲己に会う前の紂王は剛毅果断な君主でしたが、その時の紂王は聞仲にだけは頭が上がりませんでした。

聞仲は若い頃、崑崙山で修業を積んでいたのですが、仙人になるための”仙骨”がなかったため下山させられ、その後、崑崙山とはライバル関係にある金鰲島(きんごうとう)で修業を積むことになります。

聞仲の愛用の武器は金鞭(きんべん)です。鞭の先が雌雄の二つに分かれるので、一度に二人の敵を相手をすることができます。しかし聞仲の能力はそれだけではなく、超能力ともいうべき土遁、水遁、火遁等の術をはじめとして、”移山倒海”の術(海水を山に移動させたり、山を海に移動させたりする)という大技や、陰陽五行やその時に風で勝敗の行方を知る能力等、様々な技を持っています。

また聞仲は、怒ると額にある三つめの目から煙を吐き出すので、紂王は成人してからもその煙を見ると怖気づいてしまうようです。

聞仲が使う宝貝は以下の一つだけです。

①金鞭(きんべん)
用途:攻撃(二体)
威力:小
別名を雌雄鞭とも言う。もともとは雌雄一対の蛟竜が鞭に化身しているもので、振り回せば風雷の音を発し、空中に投げれば外すことなく相手の打ち据えるという武器である。アニメ版の金鞭とは異なり、殺傷能力はそれほどでもないため、太公望をはじめ名のある道士や武将が金鞭で死んだものは一人もいない。後に、太公望の打神鞭と打ち合って叩きおられている。

黒麒麟(こくきりん)

麒麟といえば中国の四大聖獣の一つで、すべての獣の王とされる存在です。その中でも黒麒麟は特に知能が高く、空を飛ぶだけではなく人間の言葉を理解することができます、また、主人(今の場合は聞仲)の死期を予知することができるとても優れた乗騎です。

九竜島の四聖

戦闘力:6/10 知恵:6/10

黄飛虎が殷を離反し西岐に向かい、殷の内政を一人で背負わなければならなくなった聞仲は、道士の仲間を下界の争いに参加させる決意をします。

その第一陣として参加したのが、九竜島で修業をしていた以下の四人で、九竜島の四聖と呼ばれています。

・王魔(おうま) 所有宝貝:開天珠(かいてんじゅ)
・楊森(ようしん) 所有宝貝:劈地珠(へきちじゅ)
・高友乾(こうゆうけん) 所有宝貝:混元珠(こんげんしゅ)
・李興覇(りこうは) 所有宝貝:拌黄珠(ばんこうしゅ)

この四人が西岐軍との戦いに参加したあたりから、道士や仙人たちの戦いが激しくなっていきます。

小説版において、九竜島の四聖の宝貝はいずれも、どの道士でも持っているような汎用的な宝貝です。開天珠は以前の記事にも記載した通り、申公豹も持っているもので、相手にむかって投げることによってダメージを与えます。

また、小説版において九竜島の四聖は、崑崙山の道士にあっけなく倒されてしまいます。このあたりはまた別の機会に詳細に記載していきたいと思います。

次回もまた宜しくお願いいたします。
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